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ヴァイオリンの町「生きた絵本」 ミッテンヴァルト紀行

Grüß Gott!
いよいよドイツ最終日を迎えたみおです。
そんな今日は、ドイツのとある小さな町を紹介したいと思います。

その名もMittenwald(ミッテンヴァルト)

ミュンヘンから約110km、インスブルックから40kmほどのこの町は
その町並みの美しさから、かのゲーテが「生きた絵本」と称したほど。




そしてもう一つ、ミッテンヴァルトはヴァイオリン生産地としても名高い。
町のいたるところにヴァイオリンの姿を見ることができる。




今日はそんな隠れた名所ミッテンヴァルトに、帰国前日ながら
バイエルンチケットの恩恵に与かり、駆け足で行ってまいりました。


ミッテンヴァルトへはミュンヘンからRBで一本、
またはガルミシュ・パルテンキルヒェン乗換で2時間弱。
オーストリアとの国境ぎりぎりにある、アルプスの町の一つです。

RBに乗っている最中から、景色は既に山、山、山!


ちなみに、近くの山が良いハイキング・サイクリングコースのようで
9時半発にも拘わらず、それっぽい荷物を抱えた人で電車は満員でした。


ミッテンヴァルトの駅に着くと、まず最初の写真スポット。
駅の背景にそびえたつアルプスの山々。圧巻!




山を背に伸びる道を進むと、町の中心部に辿りつくのですが、
もう既に建物がかわいすぎてお腹いっぱい。

全部を載せることはできないので、主要観光スポットを中心に紹介したいと思います。



・聖ペトロ・聖パウロ教会(St. Peter und Paul Kirche)
バーンホフ通りからホッホ通りへと入ると、
この町のシンボルである聖ペトロ・聖パウロ教会が見えてきます。
 
18世紀に建てられたバロック形式の教会の内部は荘厳の一言。

教会の前には、この町にヴァイオリンをもたらしたマティアス・クロッツの像。
ヴァイオリンを作っていますね。



・ヴァイオリン博物館(Geigenbaumuseum)
教会の横の道に入ると、これまた綺麗なフレスコ画の描かれた建物の並ぶ一角が。


このうちの一つがヴァイオリン博物館です。


受付のお兄さん、私がドイツ語で答えると南部訛りでめっちゃくちゃフレンドリーに
とにかく身振り手振りが多いのはイタリアの影響でも受けているのだろうか。
そういえばVilsで会った方々もrの発音が少し巻き舌だったな。

中は2階建ての博物館で、ミッテンヴァルトのヴァイオリン製作の歴史から
珍しい楽器の展示まで、ヴァイオリン奏者でもそうでなくても興味深いラインナップ。


 初めて見る形。

ちなみに、入場料のレシートにあるカフェの無料コーヒー券がついていたのですが
生憎そのカフェは今日おやすみでした。


・オーバーマルクト(Obermarkt)

おそらく一番活気があり、かつ写真の撮り甲斐のあるスポット。
教会から博物館とは反対方向に伸びる道にはとってもかわいらしいフレスコ画の壁
そしてレストラン・お土産屋さんが軒を連ねます。


ところでこの道、こんな水路があるのですが、



実は飲めます!

これは99%、アルプスの天然水に違いない!!!




3,4か所、このような蛇口が建てられているのですが
それを使わず、水路に直接頭を突っ込んで顔を洗っている猛者もいました。

TOKYOという大都会育ちの私には信じられない光景…



私もしっかりいただいてきました。




・その他

オーバーマルクトの裏に位置するIm Griesには、有名なヴァイオリンのモニュメント。



別にミッテンヴァルトの名物ではないのですが
ドイツへ来てずっと食べてみたかったスパゲティアイス、
最終日にしてようやく念願かなったので…
味は普通の超甘いアイスです。


私は下戸なので今回は飲まなかったのですが、ミッテンヴァルトはビールでも有名です。
申し訳程度に駅で瓶ビールを買って帰りましたが、飲みやすくて下戸にも優しい味でした!




ミッテンヴァルトは名所だけでなく、とにかく町全体がかわいくて仕方がない。
私の中では、ローテンブルクの5倍くらいのかわいさですね。

日帰りで簡単に行けるので、もしミュンヘンに滞在する機会があったら
是非一度訪れてみることをおすすめします!



明日はいよいよ帰国!
部屋の片づけがまだ終わりません!



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帰国準備その3 退学届+保険解約編

Grüß Gott!
今日はいよいよ最後の帰国手続き、退学届と保険解約編です。


①LMUを退学しよう!(?)
LMUでは学期ごとに学生の登録(継続手続きのようなもの)が必要です。
逆に、もうLMUを辞めようというときには退学手続をしなければなりません。

(これをしなくてもLMUの身分は勝手に消えるんじゃないかと思わないでもないですが
この証明書がないと、保険の解約ができないので避けては通れない道になります)


手続き場所は本館内のStudentenkanzlei。図書館のすぐ近く。
そこでガラス戸の向こう側に待合室があるので、番号をとって待ちます。

学期末には学生が殺到すると聞いていたので9時に行ったのですが
私の場合はほとんど待たずに入れました。

番号をもって事務室に入ると、用件を聞かれるので
「Examtrikulieren(超発音しにくい)したいんですけど」と言いながら
学生証を渡せば、あとは2,3質問される以外は向こうがやってくれるので大丈夫です。

一応HPで申請用紙なんかが手に入りますが、私の場合は使いませんでした。


ところで、退学届には
「手続き当日に学生身分を失うもの」
「学期末である9月30日まで学生身分を有するもの」
の2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットとしては

当日
メリット:退学月までの保険料だけを払えばいい(TKの場合)
デメリット:学生証を返還するので学生定期が無効になるほか、日本の学生証を持ち歩かないと学生料金を受けられない

学期末
メリット:試験が終わったあとも長い間、学生の恩恵が受けられる
デメリット:退学月まで保険料を払わなければならない(TKの場合)

保険に関しては私はTKのことしか知りませんが
学生身分にかかわらずドイツ滞在分まででいいところや
TKでも初めから支払う月数を決めて契約することも可能らしいとの噂です。

ただ、最初はよく分からずにTKで契約している人も多いかと思いますので
その場合は自分の帰国日ではどちらがお得かを考えると良いです。



②Mensaで保険を解約解約ぅ↑(TKの場合)
退学届証明書が手に入ったら、その足で保険解約へGO!
TKはLMUから1駅のMensa(学食)内にブースを持っており
本社に問い合わせたところ、そこでも解約手続きができるとのことでした。

あ、保険を解約する際は出来る限り事前にメールで問い合わせすることをおすすめします!
一般的に言われる「3か月前」でなくても大丈夫ですが
解約申請書を添付してくれるほか、支払いなど個人のケースに対応してくれます。


これがMensa。


ブースはこんな感じでこじんまりしています。



ここからが少し手間取りました。

まず、私は先週銀行口座を閉じていたのですが、
保険は翌月15日引き落としだと思って6,7月を自分で振り込んでいました。
が、どういうことかよく分かりませんが「過払いなので返金します」とのこと。
7月分はいらなかったのかな?

しかしドイツの口座はもうないので、日本の口座に振り込んでもらうことに。
もし手数料引かれたら、お小遣い程度しか戻ってこないよなぁ…


その場では、それ以外の問題は特になく進められたのですが
帰ってから1通のメールが。

退学証明書を提出してください

え、いや、さっきお姉さんコピー取ってなかった?
ちゃんと提出して、そのあと返してもらった記憶あるんだけど。
まさかの違うプリントだった的な?

という、よく分からない事態に。
一応コピー取ったはずとの旨を返信しましたが、営業時間を過ぎているのか未だ返信なし。
もし明日もう一度ブースに来いと言われても、その時間は別の場所にいるよ~。


最後の最後でちょっと問題発生ですが、
まぁそれさえ提出できれば解約はできそうなので
日本に帰ってからでも提出可能と信じたいです。



友人氏とは買い物ついでにクロイツカムカフェでバウムクーヘンを食べてきました。


友人「いやいや、こんな(厨二な)フォントじゃ分からないよ(店を見つけてみろと言ったら案の定迷った


明日はドイツ最終日!!



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ノイシュヴァンシュタインからオーストリアへはバスで10分!

Servus!
相も変わらず女子大生二人で珍道中。
帰国準備は進みません。


本日はSchloss Neuschwanstein(ノイシュヴァンシュタイン城)で知られる
Hohenschwangau(ホーエンシュヴァンガウ)、もといフュッセンへ行ってまいりました。

ミュンヘンに住んでいると、訪ねてきた友人を案内することになるので
なんだかんだで3回目です。もう慣れたもんです。
(ノイシュヴァンシュタイン2回、ホーエンシュヴァンガウ1回)



さて今日も今日とて、バイエルンチケットにお世話になります。(詳しくは前記事参照)
本来はミュンヘン中央駅からフュッセンまで行けるのですが、
今は工事だかでフュッセン駅がどうも使えないらしく
Lengenwangという途中の田舎駅からバスでフュッセンへ向かうことになりました。


7:53 München hbf 発
9:30 Lengenwang 着

9:35 Lengenwang 発
10:08 Füssen 着

10:35 Bahnhof, Füssen 発
10:43 Hohenschwangau Neuschwanstein Castle, Schwangau 着


フュッセン駅からホーエンシュヴァンガウまでのバスを降りると
少し進んだ先にチケットセンターがあります。

私達は予め日本語音声ガイドツアーを予約していたので、
10~20分程度並んだだけでチケットを受け取ることができましたが
当日券の列はデ○ズニー並に長かったので、夏は辛い上に
11時前の時点で14~15時台のツアーからしか買えなかったようです。

一日ホーエンシュヴァンガウにいるならいいですが
もし他に予定を考えているなら、ぜひ事前に予約していくことをおすすめします。
予約はこちらのサイトから。英語版もあります。


で、ノイシュヴァンシュタイン城までひたすら山登り。
決してのぼれなくはないけど、地味に体力を奪ってくる絶妙な勾配
運動不足女子大生は息を切らせながら、30分ほどでようやく到着。



この城は「実は近景はそんな綺麗じゃない城ベスト3」に入ると個人的に思っています。


あとは、自分のツアーの番号が呼ばれるまでひたすらぶらぶらします。

ちなみにツアー中は写真撮影禁止です。
ぜひ一度ご自身で豪華絢爛な城内を体感してください!


※絶景スポットとされるマリエン橋は2016年7月現在修復工事で通行止めですが
 近いところまで行くと、それなりに綺麗な写真を撮ることができます。





また、ノイシュヴァンシュタイン城ばかり有名ですが、
隣にあるホーエンシュヴァンガウ城も控えめでメルヘンなかわいいお城です。



私は3月に別の友人と見学しましたが、コンビチケットで巡るのも良いかと思います。




そして、問題はこのあと!


当初お城の見学の後は、Mittenwaldという中世の街並みの残る小さな街に行く予定でした。
ところが、なんとバスと鉄道の乗り継ぎがうまく行かず
(もともと乗り換え時間がギリギリだったのに、バスが微妙に遅れた上に、
 駅が工事中で移転していて歩いているうちに電車を逃した)
次の電車が2時間後という、オーストリアのVilsという町に取り残されました!!


Vilsは確かにTourlist Informationが申し訳程度にある素敵な街でしたが
そもそも日曜だから閉まってるし、国境越えたからスマホも使えない。
そしてアルプスに囲まれたド田舎なので時間を潰すところもない。


結局、フュッセンまで戻るバスが30分後に来たため、
ミッテンヴァルト行きは諦め、ミュンヘンに帰ってきたのですが、


まさかのフュッセンからバスで10分程度の国境を越えて
1時間オーストリアに滞在後、ドイツに戻ってくるという体験。



よく見ると「Republik Österreich(オーストリア共和国)」と書いてある。
※バイエルンチケットは出来る子なので、オーストリアの端っこも行けたりします。


でまぁ、「ミュンヘン帰ってどうするよ」ってなったので
明日行く予定だった英国庭園内の五重塔ビアガーデン
夕べのビールをひっかけてきました。

観光客丸出しで写真を撮っていたら、隣のナイスなドイツ人のおじさんが声をかけてくれ
私がドイツ留学中なこと、友人が遊びに来ていて今週には日本に帰ること等々
ドイツ語と英語交えながら(友人はドイツ語話せないので)何やかや仲良くなりました。

ここのビアガーデンでは、ジョッキに1ユーロのデポジット(Pfand)がかけられ、
最後に下のチップと共にカウンターに持っていくとデポジットが返ってくるのですが
なんとそのナイスなおじさんたち、

「ぼくたちのを2枚あげるから、(元から持っている)2枚はデポジットを受け取って、この2枚は記念に東京に持って帰りなさい」

と2枚分くれました!!!
3人のおじさま方本当にありがとう!!!!




帰る前に5人で一緒に写真を撮らせてもらいましたが、
旅の出会いっていいなぁと思える出来事でした。

食器を返すときも、どこに持っていくのか分からなくてうろうろしていた私たちに
短いドイツ語単語で「皿はテーブルに置いて、ジョッキだけコインと一緒に返せばいいよ」と
教えてくれたまた別の素敵なおじさまがいました。

日本人は優しいなんて言われてるけれど、
結局優しい人は世界どこにでもいるんですよね!



【本日のドイツ語】
”Guten Appetit!" (グーテン アペティート!)
・「召し上がれ」、「いただきます」の意
・料理を振る舞う時の他、日本語の「いただきます」と同じようにも使う
・そのため、ドイツ人から「Guten Appetitは日本語で何て言うの?」と訊かれたときは、
 相手がどちらを言おうとしているのか判断して教える必要がある





友人とホーエンシュヴァンガウ城。


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真夏のローテンブルク!

こんにちは。
これを書いているのは本当は7月17日なんですが、
16日の体で行きます。
書くことがありすぎて。



というわけで、友人とRothenburg ob der Tauberに行ってきました!
実はクリスマスマーケットの時期にもローテンブルクに行っていたのですが
改めて夏に行ってみると、雰囲気が全然違ったので
今回再び訪れることができてよかったです。百聞は一見に如かず。

こちらはクリスマスのローテンブルク。




ローテンブルクはミュンヘンと同じバイエルン州内ですが
距離が結構あるので、朝5時起きで出発です!

ICEとか使うともしかしたらもっと余裕があるかもしれないのですが
私達は今回バイエルンチケットを使ったので
特急は乗れず、RBという急行に乗って行きました。


【Bayern Ticket バイエルンチケットとは】
バイエルン州内のRB,REなどの急行、バス、SBahnが1日乗り放題になるチケット。
基本料金が一人23ユーロで(2016年7月現在)、一人増えるごとに5ユーロ追加、
最大5人まで同じ券を使えるので、複数人で行くとお得!
(たとえば、5人だと一人あたり(23+5×4)÷5=8.6ユーロとなる)
ICEなどの特急や各市内の地下鉄(UBahn)、一部ローカルバスは使えない。
また、乗車する人の名前を書かないと不正利用になるので注意。


参考までに今回の旅程:
07:35 ミュンヘン中央駅発 
09:20 Treuchtlingen着

09:25 Treuchtlingen発
10:31 Steinach着

10:35 Steinach発

10:49 Rothenburg ob der Tauber着


乗換が面倒そうに見えますが、同じ路線を使っている観光客がめちゃくちゃ多いので
人の波についていけば、ドイツ語が分からなくても大丈夫ですb(^ω^)d


道中、暇だったので友人が駅で買ったシュネッケンを毒見していました。

友人「これ…なんで食べ物として売ることが許されてるのかわからない





ローテンブルクの駅から歩いて5分程度すると
まず最初に有名なレーダー門が見えてきます。


塔に見える赤い模様がローテンブルク市の紋章です。

 

よく見ると「歩行者はこちら」という案内が書いてあるのですが
まぁ車と同じ門を通っても問題ないと思います。


門から伸びる道をずっと歩いていくと、一番有名なマルクト広場に着きます。


24時間休まずシャボン玉を吹き続けるくまさんがお出迎え。


12月はクリスマスマーケットで盛り上がっているのですが
今日は気温・日差し・人口の三要因のおかげか
なんだかとってものどかな街に見えました。

市庁舎の時計仕掛けを見ようと思ったものの、動いているのかどうかよく分からず…


次にPlönlein(プレーンライン)に続く道でSchneeballen(シュネーバレン)を。
Schneeballenとは雪玉という意味です。



友人「なんていうか、紅茶がほしくなりますね。というか、よく(この程度の味で)今まで消えなかったなっていう(超失礼

伝統菓子って案外そんなもんですよね。


ソーセージサンドも食べたところで、ノリと勢いで中世犯罪博物館にも入ってみました。
入口はやや分かりにくいですが、地図を見れば問題なく辿りつけます。



犯罪博物館っていうか、全体的に拷問博物館でした。
見てると体のあちこちが痛くなってくる…



ローテンブルクの見どころは他にもまだまだあります!

・武器屋さん
Waffenkammerなど「Waffe」の文字があるところは武器屋さんです。
残念ながら外観は写真を撮り忘れてしまいましたが
なんと1軒だけじゃなくて、意外と何軒か見つけられます!

??「だからドイツは厨二って言われるんだよー


魔法瓶も。


・ブルク公園
市の奥まったところにある庭園。
大したことないと思いきや、実は隠れスポットです!

山の上に造られているため、とにかく絶景!
特に、西に張り出して造られているため、市の南側がとても綺麗に見えます。
写真ではなかなか良さが伝わらないので、是非一度実際に行ってみることをおすすめします。


・市壁
ドイツの中世都市になら、どこにでもある市壁。
実はこれ、上に登れる場合が多いです。
ローテンブルクの市壁もちゃんと上にあがることができ、
市内を一望と言うわけにはいきませんが、メルヘンな家を上から見ることができます。


ちなみに、以前行ったNördlingen(ネルトリンゲン)でも市壁にのぼれたのですが
某巨人が進撃してくるマンガのモデルの一つと言われるだけあって
なかなかにテンションが上がりました。
こちらはアジア人観光客があまりいないので、ドイツに不慣れな方は
一人旅で訪れるのはおすすめできません…


・お店の看板
ミュンヘンなど大都市ではあまり見られない、伝統的なお店の看板がとってもかわいいです!
売られているものによってモチーフが決まっているそうなので
一つ一つチェックしてみてもおもしろいかもしれないですね。






予定ではもっと長居した上で、帰りにアンスバッハにも寄る計画だったのですが
いかんせん運動不足な女子大生二人旅だったので、16時頃の電車で早々に帰りました。
二人ともミュンヘンまで爆睡。


ノイシュヴァンシュタイン行きに向けて英気を養います!



【今日の豆知識】
・Rothenburgは中国語で「羅騰堡」と書くらしい
 (アジア人観光客がめちゃくちゃ多いので、街のいたるところで日本語や中国語を見かける)



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ヴィッテルスバッハ家の本宮殿:レジデンツ

Servus!

中高の友人が遠路はるばる日本から遊びに来てくれたので
二人でミュンヘン市内をぶらぶらしてきました。

本日のメインはResidenz(レジデンツ)

レジデンツとは、かつてのバイエルン王家であるヴィッテルスバッハ家の宮殿です。
ドイツの「城」といえば、時代と共にその役割や形を変えてきましたが
近世以降は要塞としての機能を失い、レジデンツのような邸宅様式となりました。
ミュンヘンの西側にあるニンフェンブルク宮殿もその一つですね。


中の見学は
・Residenzmuseum(レジデンツ博物館)
・Schatzkammer(宝物庫)
・Cuvilliés-theater(キュビリエ劇場)
が可能で、それぞれのみの入場券の他、コンビネーションチケットもあります。
私達は博物館と宝物庫のコンビチケットにしました。学生割引で9ユーロです。


回る順番ですが、宝物庫→博物館を全力でおすすめします。
というのも、博物館が圧巻過ぎて生気を吸い取られた結果、
宝物庫ではじっくり見る気力がないという残念なことに…


博物館、特に有名なAntiqualium(アンティクヴァリウム)は見応え抜群です!



何が魅力的かって…


私が一番リピートしてる映画『三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』の冒頭で
ダ・ヴィンチの宝物庫としてロケに使われているんです!!
実はこの映画、役者さんは英語圏出身が多いのですが
制作会社がドイツの会社のためか、ドイツ国内でのロケが多いのです。

まだ観たことのない方、ぜひぜひ見比べてみてください!


ヴィッテルスバッハ家の先祖の肖像画が並べられている回廊(Ahnengalerie)
キンキラキンで綺麗でした。



住むには疲れそうだけど…



その後はおなじみホフブロイハウスで乾杯。Prost!




明日は5時起きでローテンブルク日帰りです!
起きられるかな…(´∀`;)




ちなみにレジデンツで個人的にツボだったのは
頬を膨らませた天使です。




ぷっくりほっぺがかわいい。



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帰国準備その2 「安心安全の金融機関!」編

こんにちは。
今日のミュンヘンはめちゃくちゃ寒かったです。
7月中旬に最低気温7℃ってどういうこと?!

お天気に恵まれなかったので、予定していたバンベルク行きはやめ、
ミュンヘンで1日ゆっくり過ごすことにしました。
そもそもバンベルクはミュンヘンから日帰りするには少し遠いですしね。
いつかまたドイツを訪れるときに遊びに行きたいと思います。


そのかわり今日は何をしてきたかというと、
ついにドイツの銀行口座を閉じてきました!

もう手際の良さ、そして接客態度の良さに涙…さすが金融機関…

私はDeutsche Bank、要するにドイツ銀行で口座を作っていました。

たまに間違えられるのですが、ドイツ銀行は日銀ポジションではなく普通の株式会社です。
中央銀行であるドイツ連邦銀行(Deutsche Bundesbank)はまた別に存在します。

今日はその口座解約手順を書くのですが、
折角なので覚えている範囲で開設手順も記しておこうと思います。


①ドイツで口座開設!  難易度★★★☆☆
【必要なもの】
・パスポート
・住民登録証明書
・ドイツ大学の入学許可証 ※Jugendkonto(学生口座)を開く場合。維持費がタダ。

私はU3,6のMünchner Freiheit支店で開設しました。

一般的にドイツで口座開設したい場合、その場で契約できるわけではなく
1,2週間後のアポをとって、改めてその日時に契約に行くと事前に聞いていました。

実際私が最初に訪れた小さな支店では、まず開設自体受け付けておらず
さらに同じMünchner Freiheitの別銀行では「2週間先しか予約が取れない」と言われました。

そこで最後に辿りついたのが、ここのDeutsche Bank。
受付で「こ、ここは口座を開くできますか…?」ばりの片言ドイツ語で尋ねると、なんと

「学生ですか?もしかして英語のほうがいいですか? 
 パスポートは一旦お預かりしますね。

 それでは私の上司が参りますので、しばらくそこのソファでお待ちください。
 コーヒーもご自由にどうぞ」

接客…!ドイツだってあるところにはあるんだよ…!(偏見)

5分ほど待つと、とても爽やかな金融マンが奥のデスクへと案内してくれ、
「留学生ですね。学生用口座でいいですか?」
「現住所のわかるもの、入学許可書を見せてください」
「インターネットバンキングはいりますか?」
などなど、超丁寧に手順を踏んでくれました!

契約書類はめちゃくちゃ長いし、ドイツ語で難しい単語書かれてるしで
正直英語で説明されても何なのかよく分かりませんでしたが
まぁこの1年特に問題なかったので、頷きながらサインしていけばいいと思います。

お兄さんに任せきりで、ただサインをするマシーンになっていると
いつの間にか契約が完了していました。

キャッシュカードは後日郵送で送られてきます。
そして暗証番号も別に郵送されるので、最初預入はできたのに引出ができずに焦りました。
とはいえ、その後ドイチェ絡みで困ることは何もありませんでした。すてき!
(引き落としのタイミングが被ってお金がー!とかはありましたが、ドイチェのせいではない)


唯一の失敗は、ドイツ到着数日後でテンパりまくってた私、なぜか
「家賃や保険料を払うだけなのでインターネットバンキングはいらないです」
と断ってしまったことです。普通に頼めばよかったと後悔しました。
これをしておけば、明細をインターネットで確認できたのですが
私は毎回ATMで明細を印刷するハメに…でももう一回手続きするのは面倒だった☆


②ドイツで口座解約!  難易度★☆☆☆☆
【必要なもの】
・キャッシュカード

1年もドイツで勉強してれば、契約解除くらいドイツ語で出来らぁ!と意気揚々でしたが
今までの帰国関連手続きの中で、一番難易度低かったです。

受付の感じの良さそうなおばさまに
Jugendkontoを閉じたいのですが…」と言いながらキャッシュカードを渡すと
笑顔で受け取った後、ものすごいスピードで処理してくれました。
途中確認されたのは「完全に閉じるということでよろしいですね?」だけ。
ものの2分で「Auf Wiedersehen!」です。

口座にお金が残っていると後日受け取りが必要と聞いていたので
予め下ろせるだけ下ろしておいて、あとは小銭だけの状態にしておいたのが良かったのかな。
本当は89セントだったと思うのですが、90セントを手渡しでくれ、
「これであなたの口座は空になりました、画面を確認してください」
とパソコンの画面も見せてくれました。

なんと丁寧な仕事だ…なんだか懐かしく感じるよ…

キャッシュカードはその場で折り曲げられました。結構柔らかいんですね。


あ、ちなみに保険会社の引き落としは毎月15日だったのですが
TKに直接問い合わせたところ、振込先口座を教えてくれたので
6,7月分を13日のうちに支払っておきました。


これで残す手続きはいよいよ退学届と保険解約だけだ!!
本当に来週の今頃はもう日本なんだなぁ…全然実感がありません。

とりあえず明日から、高校の同級生が遠路はるばる遊びにくるので
ドイツでの最後の日々をめいいっぱい楽しんできます!


【ちょっとドイツ語講座】 銀行編
・銀行 die Bank
・口座 das Konto
・口座開設 das Konto eröffnen
・口座解約 das Konto schließen/auflösen
・預入 einzahlen, Einzahlung
・引出 auszahlen, Auszahlung
・振込 überweisen, Überweisung
・明細 Kontoauszug



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ドイツ語で「岩倉使節団」は?

こんにちは。
1週間にわたるDHLとの長い闘いにようやく決着がつきました
思い返せば自宅軟禁放置プレイを食らってから
メール3回、チャット接続不可5回、電話放置20分を経験しました。

結局ことの顛末は、
まず最新の苦情メールが担当者にちゃんと届いてなかった?(これがまず意味わからん)のと
引き取り先住所に部屋番号を書いたら、それが「部屋番号」として認識されておらず
「この番号何ですか?何か特別な集荷スペースか何かですか?」って今日言われました。


いやいやいや、学生寮なんだから
住所の最後の数字なんてどう見ても部屋番号でしょ?!?!

そもそも「行ったけど場所が分からなくて引き取れませんでした」とも書いてないから、集合住宅であることも確認せずに番号の意味分からんって言ってるの?

百歩譲ってもし集荷しようと試みたのに分からなかったってなら
その時点で言えよ!!指定日1週間前だぞ!!!


と、怒り通り越して呆れるしかない塩対応でしたが
「明日の集荷を再予約するか、キャンセルして自分で持ってくるか選べ」と言われたので
急遽友達に手伝ってもらい、自分で郵便局に持っていくことにしました。

再予約したところで、明日ちゃんと来てくれる保証もないし、
また1日潰すハメになりますからね。


ということで、対DHL戦は発送編へと続くことになりました。
まぁ一つ言えるのは、DHLには期待しちゃだめ、絶対。





気を取り直して、今日こそは日本史について書こう!!!と意気込んでいたのですが…
試験の解放感でだらだらしていたら夜になっていました(チーン

なので、がっつりは書きませんが、ちょっとしたメモ代わりを書いておこうかなと。



突然ですが、岩倉使節団はドイツ語で何と呼ばれているでしょう。
Die Iwakura-Missionです。英語と同じですね。
Missionという単語自体が辞書的にも使節団という意味をもっているし、
私は言語学者でも歴史学者でもないので、この訳に特に疑問はないかなと。


しかし、実際自分の国の歴史を外国語で読んでみると、細かい用語など
日本語と若干ニュアンスが違うのかな?と思うこともあり
興味深いと同時に、その外国語の単語の新たな意味を知る機会にもなります。


というわけで、試験が終わってからちまちまと
Gerhald Krebs(Hg.)(2002), "Japan und Preußen" München,: Indicum-Verl.
を読んでおりました。
帰国準備のせいでほとんど進んではいませんが、
今は岩倉使節団に関する章(Urlich WATTENBERG, S.103-124)に取り掛かっています。


まだ全て読み終わっていないので、中身についての感想はまた日を改めますが、
「へぇ、こう訳すんだ!」と思ったドイツ語を二つ紹介します。


”Stellvertreter”(辞書的訳:代理人) S.105
初見で「代理人?何のこと?」と思ったら、大久保、木戸、伊藤、山口…
そう、「副使」のことでした。

なるほど、確かに副使は正使の代理を務めることもあるだろうけど
私の中では「正」に対しての「副」、補佐的なイメージが強かったので
「代理人」という単語をダイレクトに使うのは意外でした。

der Stellvertreterは、ごく一般的な「代理(社長の代理、など)」のほか
der Stellvertreter Gottes 神の代理人」のようにも使われる単語です。
まぁ、確かに代理してる時点で補佐役だから、理に適ってはいるのかな?
それとも元々「公的な副使」の意味も持っているのでしょうか。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご教示ください。

個人的に「なるほど…!」と膝を叩いた単語でした。


”10-Yen-Note" (十円紙幣) S.107
これは単純に、私の語彙が増えた!という単語ですが。
このNoteという単語、学生としてよく使う意味は大抵「成績、評点」、「音符」です。

なので、この単語を見たとき「10-Yen」とあるので十円札だということは分かりましたが
die Noteが辞書的にもちゃんと「銀行券、紙幣」という意味をもつことを
今回初めて知りました!!みおは一つ賢くなった!!
(言われてみればBanknoteっていう単語見たことあるかも…そういう意味だったのか…)

じゃあ自分は今まで「紙幣」にどの単語を使っていたかなと思い返すと
そもそも生活で紙幣という単語は使いませんが、強いて言うならder Geldscheinかな?
普通に「das Geld お金」って言っちゃうから意識したことなかった…
die Münze 硬貨」は何回か言った記憶はあるんですけどね。「小銭ありません」みたいな。

脱線してしまいましたが、つまり○-Yen-Noteで「○円札」という言い方になるそうです!


ただ、文中に10-Yen-Noteと附されている明治通宝(ゲルマン札)の画像があるのですが、
どう見ても「金壹圓」(つまり1円札)ですありがとうございます…



なんだか、ドイツ語ブログなのか日本史ブログよく分からない内容になりましたが
まぁドイツへの留学生だからこそのミックスブログということにします。
まだまだ帰国準備で忙しいですが、余裕があれば今後内容にも触れてみたいです。



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みお
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